「初期キリスト教とローマ皇帝」今年度文学部授業

1-4%e7%a5%ad%e5%8f%b8%e3%82%a2%e3%82%a6%e3%82%b0%e3%82%b9%e3%83%88%e3%82%a5%e3%82%b9今年度も後期1コマ授業を持ちます。毎回1~4世紀にわたる初期キリスト教の歴史を主題としますが、今年度はローマ帝国の皇帝がキリスト教とどう接したのか、を講義することにしました。毎回の学生のコメントになるべくひとりひとり答えたいと思っています。回を追うごとにコメントが充実しているのはうれしいことです。

講義内容 キリスト教はローマ帝国盛期1世紀の東方属州に出現し、帝国の都市を中心に徐々に広まった。帝国に君臨していたのは元首(皇帝)である。キリスト教徒は帝国都市民として皇帝を仰いで生きていた。本講は代々のローマ皇帝がどのようにキリスト教徒を認識し、対策をとったか、を考察する。

達成目標 ①キリスト教徒は古代ローマ帝国都市の市民として生きていた、ということを史料に即して認識する。②ローマ帝国における元首(皇帝)の存在を理解する。③聖書・キリスト教教理書を、一般ローマ史史料と共に社会史研究に利用する。

授業計画

 第1回 ローマ帝国の元首(皇帝)

 第2回 ローマ帝国の都市

 第3回 アウグストゥス(写真)と救い主

 第4回 1世紀のローマ都市社会

 第5回 ネロとローマ大火後の迫害

 第6回 ドミティアヌスと「ヨハネ黙示録」

 第7回 トラヤヌスと総督プリニウス

 第8回 マルクス=アウレリウスの時代

 第9回 3世紀北アフリカのキリスト教徒

 第10回 軍人皇帝とキリスト教

 第11回 ローマ人の見たキリスト教徒

 第12回 ディオクレティアヌスと大迫害の開始

 第13回 最後の迫害帝

 第14回 コンスタンティヌスの登場

 第15回 キリスト教徒とローマ帝国概観