東北学院大学

ヨーロッパ文化総合研究所

2022年度の講演会・行事開催予定

開催予定日 分類 講師/演題
2022.5.14 講演会 〔巡礼にまつわる歴史〕
  • 櫻井康人 氏:「日本人初のエルサレム巡礼者」
  • 関哲行 氏:「中近世スペインのサンティアゴ巡礼と慈善」
2022.10.22 講演会 渡邊有美 氏:「フィリッポ・リッピとスポレート大聖堂内陣壁画-マリア伝に込められた意味-」
2022.12.17 講演会 〔帝国、共和国、独裁国家:2つの世界大戦と複数の「オーストリア」〕
  • 馬場優 氏:「第1次世界大戦末期のハプスブルク帝国:解体と存続の狭間で」
  • 村上亮 氏:「文書館からみるオーストリア現代史のひとこま:ルートヴィヒ・ビトナーの軌跡から」

過去の講演会・行事

開催日 分類 講師/演題
1 2004.3.12 講演会 佐藤伊久男 氏:〔『十二世紀ルネサンス』と教会改革〕
2 2004.3.19 講演会 倉松功 氏:〔私のルター研究 ―私の書物から―〕
3 2005.3.11 研究
フォーラム
出村彰 氏:〔注解から説教へ―カルヴァンの『降誕節説教』によりつつ―〕
4 2005.12.17 シンポジウム 〔アジア世界における大英帝国と大日本帝国〕
  • 渡辺昭一 氏:問題提起
  • 山室信一 氏:報告「国際環境の変化と国民帝国・日本の対応」
  • 秋田茂 氏:報告「1930年代のイギリスの非公式帝国と東アジア世界」
  • 河西晃祐 氏:報告「1930年代『帝国秩序』の再編成と『大東亜共栄圏』構想」
  • 岩本由輝 氏:コメント「日本近現代史の立場から」
  • 関内隆 氏:コメント「ヨーロッパ近現代史の立場から」
5 2006.6.10 学内
フォーラム
原征明 氏:〔ヴァイキング史から初期中世ヨーロッパを考える〕
6 2006.12.9 講演会 〔近世ヨーロッパの国家と社会〕
  • 伊藤宏二 氏:「ヴェストファーレン条約をつくった人たち」
  • 吉原秋 氏:「フランス国王が自らが裁判官となるとき」
  • 楠義彦 氏:「魔女から見る近世ヨーロッパ」
7 2007.7.7 公開
フォーラム
佐藤司郎 氏:「罪責告白と戦後ドイツ・プロテスタント教会の歩み」
8 2007.12.15 講演会 〔「他者」との対話―中世のカトリック・ビザンツ・イスラーム世界―〕
  • 根津由喜夫 氏:「10世紀コンスタンチノープルのアラブ人」
  • 谷口淳一 氏:「中世ムスリムが見たヨーロッパ―「ローマ」と「フランク」―」
  • 櫻井康人 氏:「4~15世紀前半の聖地巡礼記に見る「サラセン人」」
9 2008.7.26 講演会 〔帝国の手先とインド洋世界―長い19世紀―〕
  • 渡辺昭一 氏:「19世紀中葉インド鉄道建設計画をめぐるさまざまな思惑と展開」
  • 伊藤大輔 氏:「海から見たアフリカ分割―スエズ運河と植民地鉄道の建設―」
  • 横井勝彦 氏:「アジアの海の覇者は誰か?―イギリスVS日本―」
10 2008.12.13 講演会 〔アメリカ社会の「多元性」―政治・宗教・思想―」
  • 小原豊志 氏:「南北戦争前期の選挙権拡大闘争―「ドアーの反乱」再考―」
  • D.N. マーチー 氏:「アメリカの愛国主義とキリスト教―チャールズ・ホッジを中心に―」
  • 森脇龍 氏:「ダーウィンの進化論とアメリカ―反発と受容―」
11 2009.5.28 講演会 〔教会とデモクラシー〕
  • 吉岡契典 氏:報告「ヨハンヨネス・ア・ラスコと長老主義政治の刷新」
  • 豊川慎 氏:報告「近代デモクラシー思想とプロテスタンティズム教会論の相関性―A.D. リンゼイの政治思想を中心に―」
  • 佐藤司郎 氏:コメント
12 2009.12.12 講演会 〔光は東方より 古代オリエント文化のギリシア・ローマ文化への影響〕
  • 高橋秀樹 氏:「豊穣の女神をめぐる神々―ギリシア、エジプト、メソポタミア―」
  • 北博 氏:「古代イスラエルにおけるYHWHの表象の形成とその変容」
  • 平田隆一 氏:「トロイア戦争は史実だったのか―最近の研究動向から―」
13 2010.7.10 講演会 松本宣郎 氏:〔初期キリスト教のアイデンティティとローマ帝国〕
14 2010.11.27 講演会 〔イギリス帝国の脱植民地化のプロセス―カナダ、インド、アフリカ―〕
  • 細川道久 氏:「もう1つの脱植民地化―カナダ・ナショナリズムとイギリス帝国」
  • 渡辺昭一 氏:「戦後イギリスのコモンウェルス再編問題」
  • 前川一郎 氏:「イギリス援助政策と帝国の解体」
15 2011.7.2 講演会 〔インドの宗教事情―宗教多元主義国家の光と影―〕
  • 山下博司 氏:「インド4000年の宗教史を紐解く―宗教の曙から最新動向まで」
  • 岡光信子 氏:「現代インドにおけるキリスト教宣教の諸相」
16 2011.12.10 講演会 〔デジタルメディアと歴史学〕
  • 鈴木道也 氏:「歴史資料デジタル化の現状―中世フランス史の場合―」
  • 楠義彦 氏:「教会関係文書を分析する」
17 2012.6.16 講演会 松井太 氏:〔モンゴル帝国時代シルクロードのウイグル仏教徒〕
18 2012.10.27 講演会 〔アイドルからイコンへ 古代キリスト教における神の表象〕
  • 出村みや子 氏:「古代地中海世界におけるイシス・オシリス・セラピス崇敬の広まりと初期キリスト教」
  • 鐸木道剛 氏:「イコンの神学と「物質の聖化」―カルケドン公会議と芸術」
19 2012.11.10 講演会 〔戦後アジア国際秩序をめぐる英米戦略〕
  • 渡辺昭一 氏:「戦後イギリスのアジア開発援助」
  • 菅英輝 氏:「アメリカのアジア戦略と米軍再編」
20 2012.12.8 講演会 〔エルサレム・カイロ・イスタンブル―「オスマン帝国」と「ヨーロッパ」が出会った町―〕
  • 櫻井康人 氏:「エルサレム巡礼者の経験」
  • 堀井優 氏:「州都カイロの変容」
  • 澤井一彰 氏:「ヨーロッパ人が見た16世紀後半のイスタンブル」
21 2013.3.16 公開
フォーラム
〔初期中世ヨーロッパにおける聖界と俗界〕
  • 原征明 氏:「ヴァイキング期の北欧および英国における聖界と俗界」
  • 津田拓郎 氏:「9世紀後半フランク王国における聖界と俗界―ロタール2世離婚問題を題材として―」
22 2013.6.29 講演会 〔ユダヤ教の聖書解釈伝統とその今日的意義〕
  • 北博 氏:「マルティン・ブーバーの聖書解釈―近代聖書学へのアンチテーゼ」
  • 手島勲矢 氏:「二つの聖書、二つのヘブライ語―歴史から考え直すヘブライズム」
  • ジョナサン・マゴネット 氏:「聖書釈義に対するユダヤ教のアプローチ」
  • 新免貢 氏(コメンテーター)
23 2013.10.26 講演会 〔イギリス帝国とアフリカ〕
  • 大澤広晃 氏:「忠誠と抵抗の間で ミナ・ソーガと南アフリカ原住民問題」
  • 伊藤大輔 氏:「「文明化」の最前線にて ウガンダ鉄道の建設と技術者達」
24 2013.11.16 講演会 〔ヨーロッパにおける魔女と魔術〕
  • 楠義彦 氏:「魔女研究の原点」
  • 黒川正剛 氏:「魔女の図像学」
25 2013.12.14 講演会 〔エキュメニズムの歴史と現在――WCC(世界教会協議会第10回総会〔プサン大会〕)を終えて〕
  • 佐藤司郎 氏:「ミシオ・デイの神学とカール・バルト」
  • 西原廉太 氏:「エキュメニカル運動の現在と将来―WCC第10回総会から見えてくるもの」
26 2014.2.22 講演会 吉田浩 氏:〔帝政ロシア貴族の美食文化〕
27 2014.7.12 講演会 佐藤猛 氏:〔15世紀フランスにおける親王諸侯国の延命戦略 −アンジュー公ルネ1世の司法改革−〕
28 2014.10.25 講演会 〔第二次世界大戦後のイギリス帝国と東南アジア・日本〕
  • 佐藤滋 氏:「脱植民地過程におけるイギリスの対マレーシア経済・軍事援助政策」
  • 都丸潤子 氏:「ユネスコ設立過程とイギリス、日本」
29 2014.11.22 講演会 〔キリスト教の成立・発展と古代地中海世界〕
  • 戸田聡 氏:「最初期のキリスト教をどう理解するかーダニエルーの諸説を手がかりにー」
  • 出村みや子 氏:「古代都市アレクサンドリアの多文化主義的伝統とキリスト教ーオリゲネスの「エビオン派」批判の意図をめぐってー」
30 2015.1.10 講演会 森脇龍 氏:〔ヴェブレン研究とアメリカ〕
31 2015.6.27 講演会 〔20世紀イギリス・アメリカにおける人の移動〕
  • 齋藤翔太朗 氏:「他者」としての外国人-イギリスの歴史研究から日本の現状分析へ-
  • 原田桃子 氏:1970年代前半におけるイギリスの「移民問題」
  • 戸山田祐 氏:短期移民労働者の権利保障をめぐる国際政治-1940-50年代の米国・メキシコ政府間協定を中心に-
32 2015.10.10 講演会 鍵和田賢 氏:〔多宗派の帝国-ヴェストファーレン講和条約以後の神聖ローマ帝国宗派体制-〕
33 2015.12.5 講演会 〔戦後アジアにおける国際経済秩序はいかにして形成されたか?〕
  • 渡辺昭一 氏:欧米のアジア援助概要-1950~60年代を中心に-
  • 横井勝彦 氏:戦後インドの産業高度化の軌跡-国際援助と産官学連携-
  • 秋田茂 氏:1960年代の米印経済関係-PL480と食糧援助問題
  • 菅英輝 氏:アメリカの対韓援助政策と朴正煕政権の対応、1960~70年代初頭
  • 木畑洋一 氏:援助の墓場?-1960年代におけるオーストラリアのインドネシア援助政策-
34 2016.2.20 講演会 小坂俊介 氏:〔「背教者」ユリアヌスに出会った人々と古代末期地中海世界〕
35 2016.7.9 講演会 板橋拓己 氏:〔「過去」と政治-戦後ドイツから何を学ぶか-〕
36 2016.11.19 講演会 吉田新 氏:〔キリスト教は「過去の遺産」か?-現代ドイツ・プロテスタント教会の現状と展望-〕
37 2016.12.3 講演会 〔近世・近代ドイツにおける兵士の世界-軍隊と社会の歴史から-〕
  • 出村伸 氏:傭兵軍から常備軍へ-「軍隊の社会史」の紹介をかねて-
  • 鈴木直志 氏:プロイセン旧歩兵第三連隊とその兵士たち
  • 丸畠宏太 氏:兵士の日常生活から見る19世紀プロイセン軍-兵士F・W・ハックレンダーの回想記を中心に-
38 2017.7.8 講演会 〔古代ローマにおける呪詛・呪文-裏の精神史-〕
  • 奥山広規 氏:呪詛の系譜-フェニキアの人々と呪い-
  • 志内一興 氏:ローマ人と呪い-呪詛板によって呪縛されることを恐れない人はいない-
  • 大谷哲 氏:祈りと呪詛の間で-キリスト教ローマ時代と信徒たちの呪い-
39 2017.10.28 講演会 中野智世 氏:〔福祉国家とキリスト教慈善-ドイツに見る聖俗のセーフティネット-〕
40 2017.12.9 講演会 〔中近世の東地中海世界における諸民族の混交〕
  • 西村道也 氏:ビザンツ貨をめぐる模倣と模造
  • 高田良太 氏:コンスタンティノープルのヴェネツィア人-バイロの設置をめぐって-
  • 堀井優 氏:近世オスマン帝国下のヴェネツィア領事網
  • 澤井一彰 氏:オスマン帝国支配下のイスタンブル史の立場から
41 2018.7.14 講演会 徳橋曜 氏:〔ヴェネツィア共和国の「公共性」〕
42 2018.9.29 講演会 〔ブリティッシュ・ワールド-帝国紐帯の諸相-〕
  • 石橋悠人 氏:時間の帝国-ブリティッシュ・ワールドにおける『時間改革』の展開-
  • 竹内真人 氏:ミッションとイギリス帝国-福音主義、奴隷貿易、そして『文明化の使命』-
43 2018.12.1 講演会 〔20世紀前半のヨーロッパ統合-中欧からヨーロッパへの道-〕
  • 杵淵文夫 氏:世紀転換期ドイツ・オーストリアにおける『中欧』
  • 北村厚 氏:ドイツ現代史における『中欧』と『ヨーロッパ』
44 2019.6.22 講演会 庄子大亮 氏:〔大災害を伝える神話-『ノアの洪水』や『文明消失』は起こったのか-〕
45 2019.10.5 講演会 柳原伸洋 氏:〔空襲の記憶文化-ドイツと日本、「想起」と「忘却」の比較を通じて-〕
46 2020.2.29
(※開催中止)
講演会 〔冷戦変容期の南アジア世界〕
  • 渡辺昭一 氏:「南アジア国際秩序をめぐるインドとアメリカの対話」
  • 横井勝彦 氏:「軍事産業都市バンガロールの誕生と変容」

※本講演会は、新型コロナウイルス感染症の国内流行の恐れが高まっていることを受け、中止となりました。

47 2021.10.30 講演会 森本慶太 氏:〔観光業からみたドイツ語圏の近現代史―大衆化をめぐる葛藤―〕
48 2021.11.13 講演会 大黒俊二 氏:〔底辺から見たイタリア・ルネサンス―「悪文」「悪筆」の語る庶民生活―〕
49 2021.12.11 講演会 〔大学における歴史教育と高等学校必修「歴史総合」〕
  • 津田拓郎 氏:「新学習指導要領のもとでの外国史教育と中学校教員養成」
  • 原田桃子 氏:「高専における技術者養成と歴史教育」
  • 田中芳明 氏:「「歴史総合」でできることー歴史教育を「次」につなげるためにー」