工学部

学部の特色

教育の基本方針

工学は、自然科学を基盤として人間とその社会に役立つ「ものづくり」を行い、そしてそれらを役立てるための仕組みを創るための学術です。この工学部では、人間社会にとって必要な「真の科学技術とは何か」を学んでもらいます。人間の心を豊かにするための「ものづくり」に必要な科学技術、地球環境を保全するための科学技術、そして誰しもが平等に安全や安心を享受するための科学技術、地球生態系のすべての生き物や人間およびそれらの社会の将来にとって本当に意義のある科学技術、それが「真の科学技術」です。この工学部では、皆さんが生涯を歩もうとしている21世紀に必要とされる「真の科学技術とは何か」を学んでもらうことを、教育の基本方針としています。

東北学院大学工学部に入学する学生の皆さんには、単に技術知識を修得してもらうだけではなく、新しい技術・新しい産業を生み出すために必要となる「科学的に考える力」と、人類社会との関係の中で必要となる「人間の真の英知」を学んでもらい、「倫理観と英知を備えた工学技術者」として社会に羽ばたいてもらうための工学教育を実施しています。

特色

工学部共通科目

本学工学部で学ぶ目的は、「工業生産技術、エネルギー供給技術、情報技術、通信技術、新材料創成技術、建築技術および社会基盤創造技術」などの産業に直結する技術と、生命工学・福祉工学・環境保全技術などの「人類福祉の増進や地域と地球環境の保全に貢献しうる工学技術」などについて、それらの基礎をなす要素知識を理解し、かつ思考できるようになることです。そして、それらの知識を総合して「真に高度なレベルの科学技術」とは何かを理解できるようになることです。

そのための共通科目として、高等学校教育までに理科教育科目を十分に学んできた人がさらに高度な「工学」を学ぶための知識基盤を作り上げるために、一方これまでは十分にはそれらを学ぶ機会が無かったとしても、東北学院大学で「工学」を学ぶことを志した人がそのための基礎を作り上げるために、「工学共通科目」として「数学基礎演習」、「物理学基礎演習」などの演習科目を開講しています。それが、<東北学院サイエンスファンダメンタルズ>です。

「数学」は「論理を組み立て、論理によって事象を理解する学術」ですから、大学生時代に「論理的に考える力」と「科学的に考える力」を獲得するための、最もよい鍛錬の手段となります。「物理学」「化学」そして「生物学」なども、同様に「工学とは何か」を自ら見つけだし、そして自ら新しい「工学」を作り出すための基礎知識(サイエンスファンダメンタル)を提供するものです。本学工学部に入学する学生の皆さんには、全員にそれらの「工学共通基礎」を実質的に身につけてもらいます。そして「科学としての人間の本当の英知」を身につけてもらうことにしています。

工学基礎教育センターとチューターによる少人数ゼミナール

この工学部の最大の特長は、自然科学教育やエンジニア教育を受けるための基礎づくりを行うために、教授陣と少人数の学生による対面教育・相談型教育が1年生の入学直後からなされていることです。そのための学生サポートセンターとして、「工学基礎教育センター」が設けられています。

このセンターは、学生ラウンジを中心として、いつでも学生の皆さんが集まって談笑しながら勉強できる学習環境を提供しています。そして、学習相談や学習支援の専任スタッフによって運営がなされているセンターです。ごく自然に「東北学院サイエンスファンダメンタルズ」が身につけられる仕組みができあがっているのです。

また、教員各々が約7-8名の特定の学生のチューターに指定されています。このチューターの先生は1年生の少人数教育の担任でもあり、学生の皆さんの個人教師としての役割を果たすことになっています。入学したての皆さんのよきアドバイザーでありガイドでもあるのです。そして、4年生の卒業研究では、配属研究室の担当教員が、やはり7-8名の少人数の学生の研究指導に当たります。皆さんが卒業論文をまとめる卒業間近には、きっと家族の一員のような固い絆ができていることになります。そして、社会に貢献できる一人前の技術者としての自覚もできているはずです。そのような人格を作り上げてもらうことが、この工学部における少人数教育の一番の目的なのです。

先端科学技術教育科目

21世紀型の産業の創出を牽引できるリーダーとして、特に東北地域の産業社会を発展させ豊かな地域の創造に取り組むためには、「先端科学技術」の知識とそれを自ら創造する思考能力を養うことが必要です。この工学部に設置された「機械知能工学科」「電気電子工学科」「環境建設工学科」「情報基盤工学科」の4学科には、全ての学科で先端科学技術科目が開講されています。

それらのいくつかの例を挙げれば、機械知能工学科で開講されている「ロボット開発工学」や「ヒューマン・マシンインターフェース」、電気電子工学科で開講されている「パワーエレクトロニクス」、「ディジタル電子回路学」や「ナノテクノロジー工学」、環境建設工学科で開講されている「コンクリートメンテナンス工学」や「環境生物工学」、情報基盤工学科で開講されている「データサイエンス」や「インターネット工学」などです。

これらの先端科学技術科目は、この工学部で学ぶ皆さんに、21世紀の新しい産業技術を創出できる科学技術リーダとしての能力を身につけてもらい、そして社会の豊かさを創造するための人間力を作り上げてもらうために、開講されているのです。

高度研究機関とキャリア支援

工学技術は日々発展しています。しかしながら、最先端の技術はしっかりした基礎科学の進歩によって産み出されています。その意味で先端技術教育の根本は、工学基礎教育なのです。そして、それに加えて先端技術教育の大きな幹になるのが、先端研究を通した工学教育です。

この工学部には、21世紀の材料を開発するためのナノテクノロジーによる研究を行うハイテクリサーチセンターが設置されています。また生物機能を利用して多様な環境問題を解決するバイオテクノロジー・リサーチ・コモンなどで、先端技術の研究が盛んに行われています。それらは、数多くの卒業研究や大学院の課題研究とリンクして、学生の皆さんが「真に高度なレベルの科学技術」とは何かを学ぶ具体的な機会になっているのです。

また、そのような先端科学技術を学ぶ機会に触れた皆さんが、卒業後どのような進路に進むかについて、学生個人のレベルで職業等の選択のお世話をすることにしています。この工学部では、卒業研究室単位で研究室担当教員から企業への推薦、各学科に配置された就職担当教員による個別相談、そしてチューター教員によるキャリア支援のアドバイス、学年担任であるグループ主任による学生の進路目標にそった科目履修ガイドなど、それぞれの担当教員や事務職員が組織的にそして一体となって、一人一人の学生の皆さんのキャリア支援を行っています。この重層的なキャリア支援は、他の大学にはない、東北学院大学工学部の大きな特長であると思っています。

このページの内容に関するお問い合わせ
東北学院大学 学務部教務課多賀城キャンパス学務係
〒985-8537 宮城県多賀城市中央1-13-1
TEL.022-368-1119 FAX.022-368-7070
E-mail:gakumu@mail.tohoku-gakuin.ac.jp
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