社会に散在する低温排熱を回収して電力などに変換できれば、創エネルギーに大きく貢献できます。このような解決策を工学的見地から研究し、新しいシステムの提案を行っています。
自然エネルギー利用 太陽熱利用 木質バイオマス活用 など
本研究室では、確率統計学に関連する情報幾何学や微分幾何学を用い、新しい統計的ふるまいに基づくシステムを表現するための、数学定理・公式について研究しています。
情報幾何学 システム制御理論 微分幾何学 複雑系 非平衡系統計力学 など
多彩なシミュレーションを実施して「流れ」と「人」とのインターフェースに着眼した研究を行っています。これらの研究は宇宙システム工学や電気化学工学などの幅広い分野にも応用できます。
快適空調制御 マイクロブロア 熱流動可視化 など
人間の動作解析等を行いながら、人々が親しみを感じられる「ヒューマンアシストロボット」の開発に取り組んでいる他、ヒューマンマシンインターフェースに関する研究も進めています。
ヒューマンケアロボット ヒューマンインターフェース 人間動作解析 など
私たちの研究の柱は、医用画像処理手法の開発および生体組織・細胞における力学的要因の役割の解明の2つ。「工学」を「生体工学」の分野から考察を深めていくのが大きな特色です。
画像処理 生体 細胞 力学 運動 4次元 など
自動車がいつまでも人の役に立つ道具であり続けるためにやるべきことを研究テーマとしています.再生可能エネルギで作ったアンモニアの利用,雪氷路での自動運転に要するセンサ,お年寄りの運転事故防止,若者の車離れを防ぐレース車両の開発で社会に貢献します.
エンジン 内燃機関 燃焼 再生可能エネルギー アンモニア路面μ 近赤外カメラ 近赤外センサ 自動運転 ペダル踏み間違い ドライビングシミュレータ 交通事故 フォーミュラマシン 車作り
“つくること”を重視し、玉乗りロボット、車輪移動ロボット、ロボットが周囲の状況を知るためのセンサ、駆動のためのモータにいたるまで、ロボットや、ロボット用の要素技術の開発を行っています。
メカトロニクス ロボット 組み込みソフトウェア 制御 計測信号処理 など
CADでコンピュータ上に描かれた3次元のデジタルデータを、CAMによるNC(数値制御)工作機械を用いて加工しながら実在する“モノ”を生み出す。それが私たちの研究です。
超音波加工 CAD/CAM 放電加工 研削加工 NC加工 など
本研究室では、次世代光通信用の「光ファイバデバイス」の設計、超精密ナノ加工用の「レーザを使った熱可塑性樹脂ダイヤモンド工具」の開発という2つの領域の研究に取り組んでいます。
超精密ダイヤモンドホイール 加工用高出力ファイバレーザ など
「共振エネルギーを動力源とする磁気アクチュエータやマイクロメカトロニクスに関する研究」が本研究室のテーマ。また、微小領域で作業できるロボットの開発にも力を注いでいます。
マイクロアクチュエータ マイクロ電磁型モータ 振動制御 など
知的な材料、それは“感じ、考え、行動する”ことができる「知的構造体」に用いられる材料のこと。本研究室では、物質開発を通して新しい知能材料の研究を行なっています。
知能材料 磁性材料 超伝導材料 高圧技術 など
バーチャルリアリティにおいて物体を触った感覚を提示する研究を主に行っています。触覚を作り出すハードウェア・ソフトウェアの開発や、現実の物体の感触を高精度に再現するための計測・モデリングの研究などを行っています。
実時間物理シミュレーション 柔軟物体モデリング 触覚提示デバイス など
聴覚の構造や機能を,機械工学の見地から解明する「聴覚のメカニクス」に着目し,それらの知見を医療・福祉・スポーツに応用することを目指しています.
微小振動 音響 衝撃 シミュレーション 診断装置 コンタクトスポーツ など
自動車の軽量化によるエネルギー効率向上と衝突安全性向上のため,フレーム部材に用いる超高強度鋼板の超高強度化,高延性化,耐水素脆化特性向上とそれらのメカニズム解明に関する研究を行っている.
超高強度鋼板 水素脆化 プレス成形 熱間鍛造熱処理 応力測定 など
原子・イオンの拡散現象を活用し、新たな金属微細材料の創製手法を開発すると共に、構造材料としての力学特性および機能材料としての電気的特性などの評価、材料の信頼性向上に関する研究に取り組んでいます。
イオンマイグレーションの挙動解明 圧電複合材料の特性向上 スマートテキスタイルの新規開発
スマートフォンや無線LANをはじめとした無線機器が急激に増えています。本研究室では、有線のように快適でつながりやすい無線通信方式やネットワークの研究を進めています。
無線通信方式 無線通信ネットワーク 携帯電話システム セルラーシステム など
本研究室では、人間の円滑なコミュニケーションを支援するための、高臨場感音空間技術とネットワークシステム論などを工学的、心理物理学的なアプローチを用いて幅広く研究しています。
臨場感通信 立体音響 多感覚情報処理過程 情報ネットワーク管理 など
通信装置のマルチバンド化に対応するため、それを構成するマルチバンド対応のコンポーネント回路を提案し、その設計方法を構築すること。
マルチバンド変成器 マルチバンド電力分配器 など
「省エネルギー・高効率モータの駆動法」「ナノテクノロジーにおける新しい制御手法」等の研究を行っています。なかでも実用に強い新制御理論・方法の開発とその応用に重点を置いています。
ディジタル制御 ロバスト制御 モータの駆動法 パワーエレクトロニクス など
電子マネーやICタグ等のIT社会を支える基盤技術である情報セキュリティ技術を軸に、数理物理学や連続スペクトルの数値解析といった数学を様々な分野で役立たせる研究をしています。
シュレーディンガー作用素 準結晶 電気伝導度 耐タンパー技術 など
カメラから得られたシーンをコンピュータ上で解析する画像処理。本研究室ではこの技術に着目し、コンピュータがディジタル画像を分析できる方法について多様な側面から研究しています。
ディジタル基本図形のパターン認識 ディジタル画像の領域分割 など
風力発電や太陽光発電、マイクロ水力発電、電力貯蔵装置など、自然エネルギー資源の有効活用と電力供給の安定化のための重要な課題を中心にして研究に取り組んでいます。
電力系統 マイクログリッド クリーンエネルギー 電力自由化 など
電磁界の最適空間分布制御による,体内埋込医療機器開発,EV・民生用ワイヤレスエネルギー(非接触給電)伝送装置の開発
ワイヤレスエネルギー 低侵襲治療 ニューロモジュレーション など
磁性材料の示す特徴や、電磁誘導、光と磁気の相互作用などの様々な電磁気現象を利用して、小型の環境発電デバイスの開発、磁性材料の磁化状態や高周波近傍電磁界の可視化、またワイヤレスセンシングに関する研究を行っています。
環境発電 近傍電磁界 磁気イメージング ワイヤレスセンシング など
情報伝送や情報記録の高信頼サービスを提供するための基盤技術について研究しています。
誤り訂正符号 符号化変調方式 通信品質の改善 信頼性の向上 など
コンピュータ内の仮想空間で形状を3次元モデル化することで,人間の感覚では把握が困難な特徴を分析したり,形状の特徴を保った3次元データの圧縮・最適化に関する研究などをしています.
3次元形状処理 コンピュータグラフィックス CAD 情報考古学 など
作業をよりスムーズにするために,モノの「使いづらい」点を改善したり,人間が視覚と聴覚(目と耳)を使った時にどう感じるかを解明したりする.
ヒューマンインタフェース マルチメディア 空間知覚 アレイ信号処理 など
広帯域有線/無線ディジタル通信信号の計測法・干渉評価法・通信品質に関する基礎的検討,及びスマートコミュニティ関連電子・通信機器の電磁両立性に関する基盤技術の開発
電磁両立性 ディジタル情報通信 通信品質 スマートコミュニティ 国際電気標準会議 など
現在、燃料電池への応用が期待されている「超イオン伝導体」をはじめ、主に固体を対象としてその光吸収の強さを測定し、固体の中の原子の運動や電子の状態を調べています。
分光 遠赤外 ミリ波 テラヘルツ 超イオン導電体 LB膜 など
本研究室では、主に磁気センサを中心としたセンサ技術応用の計測制御システムの開発を通して、センサデバイスの研究、ならびに電子制御を応用した新しいシステムの開発に取り組んでいます。
計測システム 磁界センサ 物理現象の可視化 非破壊検査 など
生体情報などの信号計測、ノイズ除去による信号抽出といった最先端の電子工学的なアプローチに基づいた研究を行い、人間の様々な機能の解明や医工学への応用にも取り組んでいます。
生体信号計測 生体信号解析 生体機能 医工学応用 など
本研究室では、電磁波(電波)を応用した各種計測技術をベースに、電子機器利用によって生じる電磁気的な干渉および障害について検討し、電子システムの高度化・高性能化を支えます。
電子システム 電波 電磁波応用 電磁干渉 電磁障害 電磁ノイズ など
マイクロコントローラ(マイコン)の誤動作が情報漏えいに及ぼす影響について調べること差分故障解析装置の開発を行っています。
情報セキュリティ 差分故障解析 命令バイパス 暗号解析 教育工学 など
1原子に相当する非常に薄い厚さを制御した薄膜を作製し、将来の磁気記録媒体材料の開発やハイブリッドカーのモーターをさらに高性能にするための基盤技術の研究開発を行っています。
超強力磁石 薄膜 ナノテク ハイブリッドカー 次世代磁気記録 など
半導体チップの3次元集積・実装技術、生体NEMS間の無線通信の実現を目標に、電子が持つスピンの性質を使った超小型・省エネルギー型の送信・受信デバイスの開発に取り組んでいます。
スピン(磁石) 近距離無線通信システム 電子ビーム蒸着 など
薄膜トランジスタに注目し、
半導体 デバイス トランジスタ 薄膜 薄膜トランジスタ ナノ など
混雑や滞留など、人の流れが引き起こす現象についての調査や、群集流動のモデル化とシミュレーション技術についての研究を行っています。特に防災分野での活用を目指しています。
群集流動 滞留現象 群集歩行モデル 人流シミュレーションなど
エネルギ−資源を生産する触媒、電極などを安価な素材や手法で創製する。また、その物性の根源を解明する。
触媒材料 多孔質材料 グリーンエネルギー 次世代二次電池 サスティナブルマテリアル など
本研究室では、コンピュータによる数値解析を通じて、整数論に関連する関数の挙動の解析や、特別な意味をもつ数の新しい性質を追求しています。
ゼータ関数 ベルヌーイ数 多重ゼータ関数
様々なナノ粒子を作製し、透過型電子顕微鏡(TEM)を用いて粒子の形態、構造を観察。試料の作製、観察、解析を通して、ナノ領域に現れる特異現象を結晶成長の観点から研究しています。
ナノ材料 ナノ物性 電子顕微鏡 薄膜 など
空間情報学に関連するGIS,Google Maps/Earth,VR,AR等を用いた空間分析,空間表現,可視化などの分野において,プログラミングにより,社会に役立つシステムの開発に取り組んでいます.
空間情報 可視化 GIS VR AR プログラミング など
本研究室では、最も強力な酸化剤であるヒドロキシルラジカルを大量生成させ、水中の有機物質を酸化分解すると共に、その分解メカニズムについての研究を行っています。
促進酸化水処理 土壌汚染処理 バイオ発電 など
構造動力学という共通の手法を基本に、安全上非常に重要な問題である波動伝播を考慮した長大橋の地震応答解析や、構造物の健全性を診る非破壊検査の研究を行っています。
長大高架橋の地震応答解析 コンクリート欠陥の可能性 など
建物は、地震や衝撃荷重など様々な外力を受けており、それらに対して安全でなければならない。それら外力に対する建築物の応答解析を行っている。
地震 衝撃荷重 構造解析 など
計算力学に基づく数値解析をベースとしたコンピュータグラフィックスを用いて、コンクリート材料の温度上昇によるひび割れや、凍結による劣化などの現象について研究を行っています。
鉄筋コンクリート構造物の数値解析 マスコンクリートの温度ひび割れ解析 など
「優れた建築や都市とは何か?」を常に念頭に置きながら、様々な技術的・人間工学的アプローチに基づいて、幅広い建築空間の調査・分析や実践的なデザインを行っています。
建築デザイン 設計実務 まちづくり 素材 形態論 など
建築物のライフサイクルでの環境インパクトを最小化し、快適で生産性の高い室内空間を実現するさまざまな建築設備技術・システムの研究に取り組んでいます。
建築環境 建築設備 など
X線造影撮影法を用いたひび割れや空隙の検出・定量化により、コンクリートの症状の評価を行ってきました。現在はアルカリシリカ反応によるひび割れの発生機構を調べています。
マイクロクラックの検出と定量化 劣化深さの測定 圧縮強度の推定 など
危機耐性を考慮したトラス、アーチ橋の設計 ゴム支承の数値モデル化手法の確立 軟弱地盤対策、地すべり対策 など
建築や都市の様々な空間の雰囲気や印象を理解し、それがどのような要因によって構成されているかを探求します。その成果をまちづくりや建築設計・制度策定における資料としての活用を考えています。
建築計画 計画基礎 環境心理・認知・行動 空間の評価 景観 など
公共構造物を安全で経済的に設計するため、主に鋼構造について力学原理に基づいた部材の強度解析を行い、コンピュータによる数値実験や応用的課題研究を行っています。
自然災害からの早期復旧のための緊急架設橋の開発 緊急架設橋を構成するパネルユニットの最適形状 シザーズ型展開橋の応力解析と静力学特性
本研究室では、土壌・地下水を汚染する有害物質の浄化技術を確立。さらに現在、微生物をDNAを基に検出する方法を開発しており、汚染の現場で浄化が良好に進むよう監視を行っています。
環境浄化 微生物 遺伝子解析 など
農薬等の環境汚染物質を分解する能力をもつ細菌。これらの菌による分解の仕組みを詳しく解析することによって、より分解能力が強力な菌を作製することを目指しています。
微生物の機能発現機構の解析 微生物・植物を用いた環境浄化 など
地震時に発生する液状化現象の調査・研究や、軟弱地盤対策としての地盤改良工法など、実際の土や砂、改良材を用いて実験的に研究を行っています。
地盤の地震時挙動 砂地盤の液状化 地盤改良 など
近代の日本を主な対象として、都市や建築の成り立ちを研究しています。現代の都市に刻まれた先人達の遺産を見出して評価し、もって文化的な都市づくりに貢献することを目指しています。
近代建築 近代都市 空間文化 歴史的建築 保存・活用 など
波が砕ける時の水面変形・流れや砂の輸送といった基礎研究から、実際のフィールドを対象とした海浜変形過程に関する研究も行っています。また、津波による地形変化に関する実験や数値計算も行います。
水理実験 画像計測 3次元写真測量 UAV 数値シミュレーション など